TOKIKAKE(トキカケ)第3回が開店しました。
第3回のお客様は、株式会社木幡計器 代表取締役木幡巌さんです。
地域そしてものづくりを常に先頭で牽引する木幡さんに
熱い話をより熱く語って頂きました。
明細リポート
①約170年前に圧力計の基本構造原理であるブルドン管が発明されて以来技術革新が
起きていなくて爆発的な成長が無い寡占市場の業界の中、母の死をきっかけに自分は
何がやりたいか?どういう価値を生み出せるのか?など本質的な意味や目的を本気で
考える様になった。 まさに理念経営である。
②普段は穏やかな木幡さんですが心は誰よりも熱い!と実感
ものづくりで医療業界にチャレンジするなど、普通の人がやらない様なチャレンジするのは
「小さくて弱い僕でもできたんやからあなたにも絶対出来るよ」と人がチャレンジする
キッカケや勇気に僕がなりたいと力強く語る。もちろん事前の事業性やニーズの探索などの
リサーチは大事ですよw
③母の死を意味あるものにするという情熱(パーソナルパッション)
母と同じ病気で苦しむ人を少しでも減らしたいという気持ちを10年間持ち続けたからこそ
イノベーションは生まれ、呼吸筋力計の開発に至りました。
社会においての自分達の存在意義も常に考えなければならないと語った。
マスターの感想
僕から見た木幡さんは常に前を向き、飄々と笑顔と知力で先頭を走るみんなのリーダー。
しかし今回お話しさせてもらう中で、誰よりも熱い想いと血の滲むような努力で
チャレンジをし、仮説・検証を繰り返し着実に社会に求められる製品を生み出していく。
そんな裏側を少し覗けた様な気がしました。いつも勇気をありがとうございます。
☆TOKIKAKEポイント☆
答えは必ず自分の中に必ずある。その答えを導き出すには、正しい問いかけが必要になる。
色んな視点から『なぜ?そもそも』を繰り返し、本質にたどり着く。
理念も常に仮説と検証の繰り返しである。
印象に残った一言
僕が一番やりたい事(夢)は文化を作る事。行動自体が当たり前になり、仮にその製品自体があまり目されなくても、自然と人の生活目的や産業インフラに役立てられている。そんな製品を世に送り出したい。
意図して文化を作ることが最も心が揺すぶられ、刺激を受ける瞬間になる。